山陽新聞朝刊2024年9月15日
子どもの信頼を先に裏切ったのは大人。
私達はそれを全力で取り戻さなければならない。
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【9/15付山陽新聞朝刊より】
『性被害 苦しみ気付いて 女性が体験語る 子供支援訴え 岡山』
性的虐待を受けた子どもたちへの支援をテーマにしたトークイベントが14日、岡山市内で開かれた。性暴力に苦しんだ女性の話を通じ、市民ら約20人が必要なサポートを考えた。
ほしおか十色の名前で講演活動などを行っている沖縄県の女性がオンライン出演し、小学5年から中学3年まで実父から受けた性暴力を周りに相談できなかった体験を紹介。髪の毛を抜いたり、学校でチョークを口に入れたりしてサインを出したが気付かれず、子ども用の相談電話で相談員から「苦しいよね」と受け入れられてから徐々に被害を語れるようになったとした。
心の傷が癒えず、リストカットや市販薬の大量摂取などをしたともいい、「虐待を受けた子どもには丁寧に寄り添いながら『あなたは大切な存在』と伝えていかなければならない」と訴えた。
実兄から性被害を受けたシンガー・ソングライター陽空希衣(ひあき・けい)さん(52)=活動名、岡山市=も誰にも言えず苦しんだ体験を語った。
イベントは、虐待などを受けた子どもの支援に取り組む一般社団法人ぐるーん(岡山市)と同市が行った。